いま目黒雅叙園で開かれている、華道歴25周年記念特別企画 「假屋崎省吾の世界」(10月24日~11月9日) を見に行きました。
会場は、目黒雅叙園の中にある通称「百段階段」と呼ばれる長い階段の途中にある七つの和室です。
それぞれの部屋には天井や襖に絵が描いてあったり、部屋中を木彫りで仕上げてあったり、螺鈿細工をあちこちに施してあったりと、豪華絢爛なものになっています。
そもそも目黒雅叙園にある「百段階段」を見に行きたかったのですが、この登録有形文化財である建築物は、普段は非公開になっており、こういうイベントがあるときしか見ることができないのです。
いけばなを見て百段階段も見られたら、一挙両得で言うことなし!ということで、早速行くことにしましたよ。
この展覧会のチラシを先にご覧ください。
ほらっ!こちらも豪華絢爛ね!
目黒雅叙園そのものも、広々としたつくりで、ふかふかのカーペットとガラス張りの高い天井がとてもゴージャスな結婚式場でした。
展覧会は10時から、私たちがついたのは10時半過ぎ。
会場の百段階段にたどり着くと、たくさんの人が列を作っていました。
しまった、出遅れた!
地方からやってきた観光バスも何台か停車していたので、人が多いのも当たり前。
もっと早く行くべきでした。
しかたないので、列の後について少しずつ見てまわりました。
假屋崎さんの作品は、とても大きいものが多く、一作品が一部屋を埋めているような感じでした。
真っ赤に塗った角材を何本も組み合わせて、そのオブジェと花のアレンジ、同じく真っ青に塗った角材と花のアレンジの二種類が中心でした。
あと、柿の実がなる枝と乾燥したタビビトノキ、赤いツルウメモドキの組み合わせの大きな作品もありました。
秋らしくてよかったのですが、さて、今の時期に赤く熟した柿が?
ツルウメモドキも枯れて実がはじけ、赤い種が覗いている状態。
はて?
これは人工的に乾燥させたのかな?
柿の実も小粒なので、若い枝から葉を取り除いて、小さな実ごと乾燥させて追熟させたのでしょうか?
ツルウメモドキだって、いま枯れきっているのは不思議です。
こうして季節の先取りをするのでしょうね。
これほど大きないけばなをいくつも活けるのは、準備段階をふくめ、大変だったことでしょう。
華道家も体力勝負の側面があるかもしれませんね。
百段階段の天井の絵に見とれ、各部屋の絵、彫刻、螺鈿、障子の格子の細工に感心し、大きないけばなに感心してひととおり見終わりました。
最後はカレンダーや花瓶といったオリジナルグッズの販売です。
指定の商品を買うとサインをしてくれるということで、私たちが会場に入る前には、ショップの出口に置かれた机の後ろで假屋崎さんが待機していました。
ちょうど私たちが出るときにはお昼休みに入られたようで、サインを待つ人たちが長い列を作っていました。
目黒雅叙園、百段階段、大きないけばな。
全てが日常から離れていて、なかなか楽しく過ごしました。
美術館と違って、広々のびのびというスペースではないのですが、「非日常」というものをひしひしと感じることができました。
残念だったのは、雅叙園の中のレストランが大混雑で、一時間半待ちだったことかな。
結局外に出て、駅へ向かう途中の中華料理店で食事しました。
今度行くときには早めに到着して、レストランの予約を入れてから見学するといいかもしれません。
友人と二人でお出かけ。
子どもが大きくなると、私の行動範囲も広くなって、楽しい毎日です。
追記
文鳥のウインディ(10月25日)に写真を追加しました。
会場は、目黒雅叙園の中にある通称「百段階段」と呼ばれる長い階段の途中にある七つの和室です。
それぞれの部屋には天井や襖に絵が描いてあったり、部屋中を木彫りで仕上げてあったり、螺鈿細工をあちこちに施してあったりと、豪華絢爛なものになっています。
そもそも目黒雅叙園にある「百段階段」を見に行きたかったのですが、この登録有形文化財である建築物は、普段は非公開になっており、こういうイベントがあるときしか見ることができないのです。
いけばなを見て百段階段も見られたら、一挙両得で言うことなし!ということで、早速行くことにしましたよ。
この展覧会のチラシを先にご覧ください。
ほらっ!こちらも豪華絢爛ね!
目黒雅叙園そのものも、広々としたつくりで、ふかふかのカーペットとガラス張りの高い天井がとてもゴージャスな結婚式場でした。
展覧会は10時から、私たちがついたのは10時半過ぎ。
会場の百段階段にたどり着くと、たくさんの人が列を作っていました。
しまった、出遅れた!
地方からやってきた観光バスも何台か停車していたので、人が多いのも当たり前。
もっと早く行くべきでした。
しかたないので、列の後について少しずつ見てまわりました。
假屋崎さんの作品は、とても大きいものが多く、一作品が一部屋を埋めているような感じでした。
真っ赤に塗った角材を何本も組み合わせて、そのオブジェと花のアレンジ、同じく真っ青に塗った角材と花のアレンジの二種類が中心でした。
あと、柿の実がなる枝と乾燥したタビビトノキ、赤いツルウメモドキの組み合わせの大きな作品もありました。
秋らしくてよかったのですが、さて、今の時期に赤く熟した柿が?
ツルウメモドキも枯れて実がはじけ、赤い種が覗いている状態。
はて?
これは人工的に乾燥させたのかな?
柿の実も小粒なので、若い枝から葉を取り除いて、小さな実ごと乾燥させて追熟させたのでしょうか?
ツルウメモドキだって、いま枯れきっているのは不思議です。
こうして季節の先取りをするのでしょうね。
これほど大きないけばなをいくつも活けるのは、準備段階をふくめ、大変だったことでしょう。
華道家も体力勝負の側面があるかもしれませんね。
百段階段の天井の絵に見とれ、各部屋の絵、彫刻、螺鈿、障子の格子の細工に感心し、大きないけばなに感心してひととおり見終わりました。
最後はカレンダーや花瓶といったオリジナルグッズの販売です。
指定の商品を買うとサインをしてくれるということで、私たちが会場に入る前には、ショップの出口に置かれた机の後ろで假屋崎さんが待機していました。
ちょうど私たちが出るときにはお昼休みに入られたようで、サインを待つ人たちが長い列を作っていました。
目黒雅叙園、百段階段、大きないけばな。
全てが日常から離れていて、なかなか楽しく過ごしました。
美術館と違って、広々のびのびというスペースではないのですが、「非日常」というものをひしひしと感じることができました。
残念だったのは、雅叙園の中のレストランが大混雑で、一時間半待ちだったことかな。
結局外に出て、駅へ向かう途中の中華料理店で食事しました。
今度行くときには早めに到着して、レストランの予約を入れてから見学するといいかもしれません。
友人と二人でお出かけ。
子どもが大きくなると、私の行動範囲も広くなって、楽しい毎日です。
追記
文鳥のウインディ(10月25日)に写真を追加しました。
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by emih15
| 2008-10-31 21:35
| 楽しいお出かけ