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読書日記のようなタイトルですが、実は混沌とした雑記帳です。(byあまおう)


by emih15
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いま目黒雅叙園で開かれている、華道歴25周年記念特別企画 「假屋崎省吾の世界」(10月24日~11月9日) を見に行きました。

会場は、目黒雅叙園の中にある通称「百段階段」と呼ばれる長い階段の途中にある七つの和室です。
それぞれの部屋には天井や襖に絵が描いてあったり、部屋中を木彫りで仕上げてあったり、螺鈿細工をあちこちに施してあったりと、豪華絢爛なものになっています。

そもそも目黒雅叙園にある「百段階段」を見に行きたかったのですが、この登録有形文化財である建築物は、普段は非公開になっており、こういうイベントがあるときしか見ることができないのです。

いけばなを見て百段階段も見られたら、一挙両得で言うことなし!ということで、早速行くことにしましたよ。

この展覧会のチラシを先にご覧ください。
ほらっ!こちらも豪華絢爛ね!



假屋崎省吾の世界(目黒雅叙園)_c0121457_211597.jpg



目黒雅叙園そのものも、広々としたつくりで、ふかふかのカーペットとガラス張りの高い天井がとてもゴージャスな結婚式場でした。

展覧会は10時から、私たちがついたのは10時半過ぎ。
会場の百段階段にたどり着くと、たくさんの人が列を作っていました。
しまった、出遅れた!
地方からやってきた観光バスも何台か停車していたので、人が多いのも当たり前。
もっと早く行くべきでした。

しかたないので、列の後について少しずつ見てまわりました。

假屋崎さんの作品は、とても大きいものが多く、一作品が一部屋を埋めているような感じでした。
真っ赤に塗った角材を何本も組み合わせて、そのオブジェと花のアレンジ、同じく真っ青に塗った角材と花のアレンジの二種類が中心でした。

あと、柿の実がなる枝と乾燥したタビビトノキ、赤いツルウメモドキの組み合わせの大きな作品もありました。
秋らしくてよかったのですが、さて、今の時期に赤く熟した柿が?
ツルウメモドキも枯れて実がはじけ、赤い種が覗いている状態。
はて?
これは人工的に乾燥させたのかな?
柿の実も小粒なので、若い枝から葉を取り除いて、小さな実ごと乾燥させて追熟させたのでしょうか?
ツルウメモドキだって、いま枯れきっているのは不思議です。
こうして季節の先取りをするのでしょうね。

これほど大きないけばなをいくつも活けるのは、準備段階をふくめ、大変だったことでしょう。
華道家も体力勝負の側面があるかもしれませんね。


百段階段の天井の絵に見とれ、各部屋の絵、彫刻、螺鈿、障子の格子の細工に感心し、大きないけばなに感心してひととおり見終わりました。

最後はカレンダーや花瓶といったオリジナルグッズの販売です。
指定の商品を買うとサインをしてくれるということで、私たちが会場に入る前には、ショップの出口に置かれた机の後ろで假屋崎さんが待機していました。
ちょうど私たちが出るときにはお昼休みに入られたようで、サインを待つ人たちが長い列を作っていました。

目黒雅叙園、百段階段、大きないけばな。
全てが日常から離れていて、なかなか楽しく過ごしました。
美術館と違って、広々のびのびというスペースではないのですが、「非日常」というものをひしひしと感じることができました。


残念だったのは、雅叙園の中のレストランが大混雑で、一時間半待ちだったことかな。
結局外に出て、駅へ向かう途中の中華料理店で食事しました。
今度行くときには早めに到着して、レストランの予約を入れてから見学するといいかもしれません。


友人と二人でお出かけ。
子どもが大きくなると、私の行動範囲も広くなって、楽しい毎日です。





追記
文鳥のウインディ(10月25日)に写真を追加しました。
# by emih15 | 2008-10-31 21:35 | 楽しいお出かけ

古本屋さんで宝探し

私がいつも行く銀行の駐車場の横にブックオフがあります。
一階がブックオフ、地下一階が99ショップというビルなので、古本、中古CD、99円均一の商品を見たいときに結構重宝しています。

そして今日は古本が見たい気分。
ブックオフに限らず、古本屋さんに行くときには真っ先に覗く棚があります。
それは洋書、専門書の棚なのです。
洋書、専門書と言っても、私が探すのはもっぱら木彫、フラワーアレンジメント関係で、見て楽しいものばかりです。

うちの近所にはブックオフのほかに「ブックセンターいとう」という古本屋さんがあるのですが、ブックオフとは品揃えと値段が違います。


ブックオフはとにかく安い。
在庫数が少なく商品の回転は速いので、見つけたらすぐに買わないと、次回は無い。
値段のラベルを見ると、売れなければどんどん値下げするようです。
新しい本ならこちらかな。

ブックセンターいとうは、在庫数が多く、回転は悪い。
そのため単価が高く、値下げはしない。
でもなかなかお目にかかれない興味深い本が見つかる可能性も高くて、これはこれで面白いです。
目の保養にはこちらかな。


でも今日はブックオフ。
だって銀行の帰りですから。


そして見つけた本はこちらです。
ドライフラワーの本と、フラワーアレンジメントの本。
特にドライフラワーの本はハードカバーで、中の紙も厚手で上等なつくりです。


古本屋さんで宝探し_c0121457_1851276.jpg



両方とも350円が値下げして一冊105円。
これでいいのかしら?って言うくらいのお値段です。

この手の洋書は色の使い方や飾り方が日本人の感覚と全く違っていて、興味深いです。
西洋人と日本人の根本的な感覚の違いが感じられます。
言葉で説明できないのが残念ですが。


ドライフラワーの本の中身をちょっとお見せしましょう。


古本屋さんで宝探し_c0121457_18552716.jpg



いいなぁ~。
ドライフラワーをぎっしり並べて、こんなアレンジをコツコツと作ってみたいなぁ。
玄関の壁にどーんと飾ろうかしら。
反対色を効果的につかった冴えた色合わせが素敵です。
洋書を見る楽しみはまさにこれですね。




フラワーアレンジメント本はこちら。

古本屋さんで宝探し_c0121457_1858079.jpg


クリスマスのテーブルアレンジメントですね。
これもいいなぁ。
生の花でテーブルの上がぐっと上品になりますね。
まつぼっくりのツリーも個性的でいい感じ。




この手の本は、翻訳本を図書館で借りるだけだったのですが、古本屋さんを利用して簡単に入手できるようになりました。
何かいいものないかな?と言う気持ちでいくと、思わぬ拾い物がありますよ。

木彫りの先生に教えてもらった、古本屋さんの利用法です。
# by emih15 | 2008-10-28 19:11 | こんなもの買った

手鏡二点

木彫りの手鏡です。
掌におさまるくらいの小さなタイプです。
小さいから簡単にできあがっちゃう。
大物を製作する合間にちょこちょこ作るのに最適です。

現在仕掛かり中の大物は、チューリップのスリッパラックとカトレアのくず箱ですが、これらはいつ出来上がることやら~。

手鏡、印鑑入れ、お盆という小物ばかりが出来上がっていく現状です。


さて、可愛い手鏡、こちらはバラの花です。

手鏡二点_c0121457_23164032.jpg




そして、こちらはアジサイの花。

手鏡二点_c0121457_23181669.jpg



先日のひまわりの手鏡とカトレアの印鑑入れはもう少し黄色みの強い、薄い色にしてみましたが、どのような仕上がりになるか、ちょっと不安です。
小物を薄い色にしたことはなかったので。

でも今までの経験から言って、私はどんな色になっても結構気に入る人間なのです。
何でもいいっていうわけではないのだけれどね。
# by emih15 | 2008-10-27 23:28 | 手作りギャラリー

日曜日のユニクロ

夏冬の洋服を入れ替えました。
今回はくたびれたTシャツや色あせたポロシャツなどをどっさり捨てたので、たんすの中はすっきりです。

さて、普段に着るものを少し買っておこうかな。
とりあえず、ユニクロのチラシが入ったっけ・・・

というわけで、近くのユニクロへ行きました。
時すでに14時過ぎ。
ちょっと出遅れたのかもしれません。

日曜日なので、店の前には警備員さんがでています。
私が自動車で来た方向では、右折で入店になるので、警備員さんのいるときはどこかでUターンして左折で入店するように促されます。
そこで、ユニクロの前を行き過ぎて、どこかで曲がろうかな・・・

ん・・・?
この車の列はユニクロからつながっている?

そう、片側2車線の外側の車線は完全にユニクロ御用達レーンと化していました。
ざっとみて、100メートルは軽く超えていると思われます。
皆さん、ハザードを出して、止まっています。
ご主人だけ車に残って、奥さんは買い物かな、と思われる車も数台あり。

何だろう?そんなにいいものがチラシに出ていたっけ?
そして何よりも、これだけの台数が店舗横の駐車場に収まるのは何時間後・・・?

やめた、やめた~!
あきらめのいい私は、自動車の列を横目に見ながら、ぐるっと大回りして帰宅しました。

ただのご近所一周ドライブの旅となり、なんとも残念な日曜日でした。
そして来週はもっと早く家を出ようと決意したのでした。



今日の教訓・・・日曜の午後は買い物に出るべからず(特にユニクロ)
# by emih15 | 2008-10-26 23:58 | 身の回りあれこれ

文鳥のウインディ

我が家の先代の文鳥は「ゆりちゃん」と「ジョージ」の二羽の桜文鳥でした。

ゆりちゃんとジョージはとても仲が良くて、何羽もヒナをかえしました。
1998年の暮れから1999年の初めにかけて「チョコ」「チップ」「クッキー」という名前の三羽が生まれ、そのうちのチップだったか、クッキーだったか定かではないのですが、一羽を娘の友人にあげました。
当時中学2年生だったその子は文鳥に「ウインディ」というかっこいい名前を付けて、手乗りにして可愛がってくれました。

ウインディは黒い頭で、胸に白いぼかしと白い風切り羽を持つ、きれいな桜文鳥でした。

さて、時は流れて今年は2008年。
文鳥の寿命は平均6年だというのに、ウインディはまだ健在だということを先日聞いてビックリ!
もうすぐ10歳になります。
大切に育ててくれたのね。
うちのゆりちゃんとジョージは死んでしまったけれど、こうして子どもがまだ生きているなんて感激です。

更に嬉しいことに、娘の友人は今年の暮れに結婚するのですが、ウインディを一緒に連れて行くのですって。
中学生だった子が成長して結婚することだけでも感激なのに、嫁ぎ先に一緒に連れて行ってもらえるとは、なんと幸せ者のウインディ。

娘に送られてきた写真を見てさらにビックリ。
きれいな桜文鳥だったウインディは、お年を召してすっかり白文鳥になっていました。
犬も年を取ると顔の周りが白くなったりするけれど、文鳥も長生きすると白くなるのね。
でも桜文鳥だったのに、ところどころに黒い羽を残すだけでほとんど白くなるとは・・・

白内障で目が見えなくなり、もう手には乗らなくなったと聞きました。
でも大切にしてもらって幸せなウインディのことを考えると、心が暖かくなるような気がします。

やっぱり文鳥は可愛いわ~(^◇^)
ね、ちいちゃん!



2枚ともいただいた写真ですが、ちょっとお見せしますね。
これは若い頃のウインディ。

文鳥のウインディ_c0121457_2210048.jpg





2008年のウインディ。
すっかり白くなりました。

文鳥のウインディ_c0121457_22111945.jpg

# by emih15 | 2008-10-25 22:37 | 身の回りあれこれ